こう【興】
[音]コウ(呉) キョウ(漢) [訓]おこる おこす [学習漢字]5年 〈コウ〉 1 勢いが盛んになる。おこる。おこす。「興起・興行・興業・興亡・興隆/再興・振興・新興・復興・勃興(ぼっこう)...
こ‐うたい【小謡】
謡曲中の短い一節を、謡うために特に抜き出したもの。祝賀・送別・追善・宴席の余興など、場に応じたものを謡う。
さかな‐じょうるり【肴浄瑠璃】
宴会の余興として語る浄瑠璃。「くるわにてもっぱらはやりし野郎山伏笈(おひ)探しと申す—なり」〈浮・御前義経記・四〉
さる‐がく【猿楽/申楽/散楽】
1 平安時代の芸能で、一種のこっけいな物まねや言葉芸。唐から伝来した散楽(さんがく)に日本古来のこっけいな技が加味されたもの。相撲節(すまいのせち)や御神楽(みかぐら)の夜などの余興に即興で演じ...
ざえ‐なのり【才名乗り】
昔、宮中の神楽で、人長(にんじょう)の問いに対して、才(ざえ)の男(おのこ)が自分の得意とする才芸を名乗り出て、こっけいな問答をする余興。
ざしき‐あそび【座敷遊び】
茶屋や料亭で、芸妓(げいぎ)の唄や踊り、虎拳(とらけん)などの余興を楽しむこと。お座敷遊び。
しふん‐の‐き【脂粉の気】
女っけ。なまめかしさ。「—が立ち籠めている桟敷(さじき)」〈鴎外・余興〉
しょっ‐きり【初っ切り】
相撲で、前夜祭や花相撲、地方巡業などの余興に行う滑稽(こっけい)みのある相撲。
しろうと‐しばい【素人芝居】
素人が余興として演ずる芝居。素人狂言。
じぞう‐ぼん【地蔵盆】
主に京都などで、8月23日・24日(古くは陰暦7月24日)に行われる行事。石地蔵にお飾りをしてまつり、さまざまの余興を行う。地蔵祭り。地蔵会(じぞうえ)。《季 秋》