ろう‐じん【老人】
年をとった人。年寄り。老人福祉法では、老人の定義はないが、具体的な施策対象は65歳以上を原則としている。「—医療」 [用法]老人・としより——「老人」は、文章やあらたまった話の中では最も一般的に...
ろく‐ばん【肋板】
船体の湾曲部を形作る、肋材の間に差し込んである鋼鉄板。
ろ‐ざし【絽刺(し)】
日本刺繍(ししゅう)で、絽織りの透き目に色糸を刺して布目を埋め込み、模様を作るもの。袋物・帯・草履の表などに用いる。絽刺し縫い。
ろじ‐ぞうり【露地草履】
茶の湯で、雨天のとき以外、露地の出入りに履く草履。竹皮を二重に編んで作る。
わ‐いん【和韻】
漢詩で、他人の詩に和し、同一の韻を用いて詩を作ること。原作と同一の字を同一の順に用いる次韻、順にこだわらずに用いる用韻、同一の韻に属する他の字を用いる依韻の3体がある。
わか‐な【若菜】
1 春に芽ばえたばかりの食用になる草。「—を摘む」 2 年頭の祝儀に用いる七種の新菜。古く宮中で、正月の初の子(ね)の日(のち7日)に、万病を除くとしてこれを羹(あつもの)にして食べる習わしがあ...
わき‐あけ【脇明け】
1 女性・子供の洋服の、着脱を楽にするために脇部に作る明き。留め具には多くファスナーが使われる。わきあき。 2 子供や女性の和服の脇の下を縫わずにおくこと。また、その衣服。八つ口。わきあき。 3...
わく【枠/框】
1 木や竹などの細い材で、器具・建具などの縁(ふち)にしたもの。かまち。「眼鏡の—」「窓—」 2 物の周囲をふちどる線。また、境などを示すため、四方を取り囲むもの。「答えを—で囲む」「黒い—の死...
ワクシニア‐ウイルス【vaccinia virus】
ウイルスの一種で、種痘に使われた。この遺伝子に肝炎やヘルペスウイルスの遺伝子の一部を組み込んで万能ワクチンを作る試みがある。
わさ‐だ【早稲田】
早稲(わせ)を作る田。わせだ。「石上(いそのかみ)布留の—を秀(ひ)でずとも縄だに延(は)へよ守(も)りつつ居らむ」〈万・一三五三〉