ちょっ‐と【一寸/鳥渡】
[副]《「ちっと」の音変化。「一寸」「鳥渡」は当て字》 1 物事の数量・程度や時間がわずかであるさま。すこし。「—昼寝をする」「—の金を惜しむ」「今度の試験はいつもより—むずかしかった」 2 ...
ちんこんか【鎮魂歌】
馳星周の長編犯罪小説。著者の一般小説デビュー作である「不夜城」の続編。副題は「不夜城Ⅱ」。平成9年(1997)刊行。第51回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞。
ちんもく‐きかん【沈黙期間】
1 作家や音楽家などが著作物の発表や公演等の活動を中止してから、その活動を再開するまでの期間。 2 上場企業などが、決算情報の漏(ろう)洩(えい)を防止し、情報公開の公平性を確保するため、決算に...
つきにつかれたピエロ【月に憑かれたピエロ】
《原題、(フランス)Pierrot lunaire》シェーンベルクの連作歌曲。1912年作曲。ベルギーの作家アルベール=ジローの詩に基づく。ソプラノ独唱と小編成管弦楽のための作品であり、無調音楽...
つなのうえのしょうじょ【綱の上の少女】
片岡鉄兵の短編小説。昭和2年(1927)発表。新感覚派作家としての著者の代表作。
つまたちのよくぼう【妻たちの欲望】
推理作家、夏樹静子によるノンフィクション作品。夢を追い、自らの欲望に忠実に生きはじめた9人の妻たちの姿を描く。平成11年(1999)刊行。
つまのおんなともだち【妻の女友達】
小池真理子の短編小説。平成元年(1989)、第42回日本推理作家協会賞にて短編および連作短編集部門賞受賞。
つみなきもの【罪なき者】
《原題、(イタリア)L'innocente》イタリアの詩人・小説家・劇作家、ダヌンツィオの小説。1892年刊行。処女小説「快楽」に続く、「薔薇の小説」三部作の2作目。ルキノ=ビスコンティ監督によ...
つるつる‐ことば【つるつる言葉】
流行語のように使われているうちに、その言葉本来の意味や豊かなニュアンスが失われ、注意を引くことなく聞き流される言葉。 [補説]作家井上ひさしの用語。平成19年(2007)10月27日、マスコミソ...
ティファニーでちょうしょくを【ティファニーで朝食を】
《原題Breakfast at Tiffany's》カポーティの短編小説集。1958年刊。表題作は、ニューヨークに住む美女と若い作家との恋愛を描く。1961年、ブレイク=エドワーズ監督、オードリ...