ざん‐とく【竄匿】
[名](スル)もぐりこんで隠れること。「初め我が同志、之を聞くや—して皆其蹤跡を晦ます」〈東海散士・佳人之奇遇〉
し‐さ【咨嗟】
[名](スル)嘆息すること。「恬然(てんぜん)傍観—知らざるものの如し」〈東海散士・佳人之奇遇〉
し‐じゅう【始終】
[名] 1 物事の始めと終わり。「—本末を思考せずして事を起こす者は」〈織田訳・花柳春話〉 2 事柄の成り行きの、始めから終わりまでの全部。「事件の—を語る」「一部—」 3 始めから終わりまで...
しっ‐とう【失当】
[名・形動]道理に合わないこと。当を得ていないこと。また、そのさま。不当。「郎君問う所の人は少しく—なる無からんや」〈東海散士・佳人之奇遇〉
しゃく‐やく【綽約/婥約】
[ト・タル][文][形動タリ]姿がしなやかで優しいさま。たおやかなさま。「—たる風姿」〈東海散士・佳人之奇遇〉
しゅ‐し【殊死】
死ぬ覚悟で物事を行うこと。決死。「我将士—して戦い」〈東海散士・佳人之奇遇〉
しゅ‐ち【殊智】
きわだってすぐれた知恵。「固より—にして異心なり」〈東海散士・佳人之奇遇〉
しゅん‐い【俊異/儁異】
才知がすぐれていて普通の人と異なること。また、その人。「俗は—を悪み世は奇才を忌む」〈東海散士・佳人之奇遇〉
しょう‐がい【傷害】
[名](スル)傷つけること。けがをさせること。「—を負わせる」「—事件」→致傷「無辜(むこ)の外人を—する者あらば」〈東海散士・佳人之奇遇〉
しょう‐がい【障害/障碍/障礙】
[名](スル) 1 さまたげること。また、あることをするのに、さまたげとなるものや状況。しょうげ。「旧弊が改革の—になる」「—を乗り越える」「電波—」「立憲公議の美政を組織せんと欲せば、之を—し...