あえ【饗】
ごちそう。供応。「御—を奉りき」〈播磨風土記〉
あるじ‐もうけ【饗設け】
客を迎えてごちそうすること。もてなし。供応(きょうおう)。あるじ。「その日は—したりける」〈伊勢・一〇一〉
えん‐が【垣下】
《「えんか」とも》 1 平安時代、朝廷や公卿などの恒例・臨時の行事の供応の席に伺候した、正客以外の相伴の人。えが。かいもと。かいのもと。 2 「垣下の舞」の略。 3 「垣下の座」の略。
おくり‐ぜん【送り膳】
供応の席に欠席した人に、出席した人と同じ料理を送り届けること。また、その料理。
きょう【供】
[音]キョウ(漢) ク(呉) グ(慣) [訓]そなえる とも [学習漢字]6年 〈キョウ〉 1 神仏などにささげそなえる。「供花」 2 差し出して役立てる。「供給・供出・供託・供与・供覧/提供...
きょう‐わい【供賄】
不正な接待や供応をしたり、賄賂を贈ったりすること。
こう‐だて【甲立て/紙立て】
《「かみたて(紙立て)」の変化した語という》正式の供応のとき、折敷など食膳の盛り物の周囲に、種々の形に折って立てる紙。饗立(きょうだ)て。
こくそう‐いん【穀倉院】
平安時代、京都にあった朝廷の穀物倉庫。畿内諸国の調銭や、無主の位田・職田(しきでん)・没官(もっかん)田などの米穀を納めておいて、年間の供応の食料、貧民救済、学問料に充てた。
こっかこうむいん‐りんりきてい【国家公務員倫理規程】
平成12年(2000)施行の国家公務員倫理法に基づき、国家公務員と利害関係者との間で行われる、金銭・物品・不動産などの贈与・貸与、未公開株の譲渡、ゴルフ・旅行の供応接待などについて、禁止また制限...
ご‐ざ【後座】
1 後ろの座席。 2 説教・浄瑠璃・落語・講談などの興行で、あとのほうに出演すること。また、その人。真打ち。⇔前座。 3 正式の茶事の後半部分。中立ちのあと、濃い茶・薄茶を点(た)てる、改まった...