すな‐はらい【砂払い】
《「すなばらい」とも》 1 砂をはらうこと。 2 《体内にたまった砂を除くというところから》こんにゃくのこと。 3 12月8日の針供養の日、または18日に、こんにゃくを食べること。砂おろし。
すり‐ぼとけ【摺り仏】
死者に対する供養や、病気の平癒などを願って、仏・菩薩(ぼさつ)などの図像を紙や布に刷ったもの。日本では平安末期から流行した。
せ‐がき【施餓鬼】
盂蘭盆(うらぼん)に寺などで、餓鬼道に落ちて飢餓に苦しむ無縁仏や生類(しょうるい)のために催す読経・供養。施餓鬼会(え)。《季 秋》「蜩や山の—の日盛に/白秋」
せがき‐ぶね【施餓鬼船】
水死人を供養する川施餓鬼のときに仕立てる船。《季 秋》
せき‐とう【石塔】
1 石造の仏塔。仏舎利を安置するための供養塔。のちには高僧などの墓としてもつくられた。 2 石の墓標。はかいし。墓碑。
せんそう‐え【千僧会】
⇒千僧供養
せんとう‐え【千灯会】
多くの灯火をともして仏に供養する法会。奈良の法華寺などで行われた。
せんにん‐くよう【千人供養】
千人の死者の霊を供養すること。
せんにん‐づか【千人塚】
戦地・災害地・刑場跡など多くの死者を出した地に、その霊を供養するためにつくられた塚。万人塚。
せんぶつ‐くよう【千仏供養】
千体の仏に供養する法会。