ひとまる‐えいぐ【人丸影供】
柿本人麻呂を歌聖として祭り、和歌を献じて供養する歌合わせ・歌会。平安末期から行われた。人丸供(ひとまるく)。人丸供養。人麻呂影供。
ひとまる‐く【人丸供】
「人丸影供(ひとまるえいぐ)」に同じ。人丸供養。
ひゃくまん‐とう【百万塔】
天平宝字8年(764)の藤原仲麻呂の乱後、鎮護国家および滅罪のため称徳天皇の発願により、南都の十大寺に納められた百万基の木製の供養塔。高さ約23センチ。轆轤(ろくろ)細工で作られ、中に納められた...
びょうどう‐いん【平等院】
京都府宇治市にある天台宗・浄土宗系の単立寺院。山号は朝日山。藤原道長の別荘であったものを永承7年(1052)道長の子頼通が寺に改め、翌年阿弥陀堂(鳳凰堂)を建立。開山は明尊。阿弥陀堂や堂内にある...
ふで‐づか【筆塚】
使い古した筆の供養のために、筆を地に埋めて築いた塚。
ふみ‐づか【文塚】
詩文などの草稿を埋めて供養や記念のために建てた塚。
ぶっしゃり‐え【仏舎利会】
仏舎利を供養する法会。
べっ‐そん【別尊】
1 寺院で、本尊とは別に供養する尊像。 2 密教で、修法のために特別に勧請(かんじょう)される一尊。
ほう‐え【法会】
経典を読誦(どくじゅ)し、講説する催し。また、死者の追善供養を営む行事。
ほう‐かい【法界】
1 「ほっかい(法界)」に同じ。 2 自分と何の縁故もない人。「—の男ぢゃと思へば済むと」〈浄・重井筒〉 3 父母の命日などに無料で奉仕したり施しをすること。「橋立の供養に人の群衆(ぐんじゅ)し...