い【依】
[常用漢字] [音]イ(漢) エ(呉) [訓]よる 〈イ〉 1 頼りにする。寄りかかる。「依存・依託・依頼/憑依(ひょうい)」 2 よりどころとする。「依願・依拠」 3 もとのまま。「依然」 ...
い‐い【依依】
[ト・タル][文][形動タリ]思い慕うさま。離れがたいさま。「アリスに別れ愁心—として鬱情を漏らすに由なかりしも」〈織田訳・花柳春話〉
え【衣/依】
〈衣〉⇒い 〈依〉⇒い
き‐え【帰依】
[名](スル)神仏や高僧を信じてその力にすがること。「三宝(さんぼう)に—する」
さん‐きえ【三帰依】
⇒三帰(さんき)
し‐え【四依】
《(梵)catvāry apāśrayaṇāniの訳》 1 比丘(びく)がよりどころとすべき法を四つに分けたもの。依法不依人・依義不依語・依智不依識・依了義経不依不了義経。 2 修行の際によるべ...
しょ‐え【所依】
仏語。教理などのよりどころ。
じゅん‐い【準依/遵依】
[名](スル)それをよりどころにして従うこと。準由。「法規に—する」
ひょう‐い【憑依】
[名](スル) 1 頼りにすること。よりどころにすること。「われらの温かなる—の対象となる人格的の神」〈倉田・愛と認識との出発〉 2 霊などがのりうつること。「悪霊が—する」
へん‐い【偏倚/偏依】
[名](スル) 1 一方へかたよること。「其の一方に—するが如きことあらず」〈陸羯南・国民論派〉 2 数値・位置・方向などの一定基準や平均値などのかたより。偏差。