あえ‐ず【敢えず】
[連語]《動詞「あ(敢)う」の未然形+打消しの助動詞「ず」が固定して用いられたもの》 1 (動詞の連用形に付いて)十分にしおえることができないで。…しきれないで。「涙もせき—語り続ける」「取るも...
あかちゃん‐ポスト【赤ちゃんポスト】
新生児・乳児の養育を放棄したい親が、病院などに匿名で子を託すための設備。多く、小さな扉から屋内の保育器などに子を入れる仕組みで、利用があると、センサーが作動し係員に知らせる。託された子は乳児院や...
あかチン‐さいがい【赤チン災害】
労災関係で、赤チンを塗る程度の軽い傷をいう隠語。度重なると重傷になるという意味もある。また転じて、軽微な事故として扱うことで重大事故を報告しないですませること。
あかのじょおう‐かせつ【赤の女王仮説】
ある生物種が、生息域や食性が競合する他種や天敵との関係において、生存のために絶えず進化を続ける必要があるという仮説。有性生殖が進化速度の向上をもたらし、感染症などへの対抗手段として重要な役割を持...
あか‐の‐たにん【赤の他人】
《「赤」は明白の意》全く縁もゆかりもない他人。完全に無関係な人。
あか‐ふじ【赤富士】
雲・霧と朝日との関係で、晩夏から初秋にかけての早朝に、富士山が赤く見える現象。北斎の「富嶽三十六景」の一つとしても知られる。《季 夏》「—に露滂沱(ばうだ)たる四辺かな/風生」 [補説]作品名別...
あき【秋】
芥川竜之介の短編小説。大正9年(1920)4月、雑誌「中央公論」に発表。ある姉妹と幼馴染の従兄の三角関係を描いた心理小説。
永井竜男の短編小説。昭和49年(1974)、「新潮」誌に発表。翌昭...
あく‐えん【悪縁】
1 仏語。よくない縁。悪い結果をもたらす条件。 2 好ましくない人間関係。また、関係を断とうとしても断つことのできない男女の縁など。腐れ縁。
あく‐じゅんかん【悪循環】
ある事柄が他の悪い状態を引き起こし、それがまた前の事柄に悪影響を及ぼす関係が繰り返されて、事態がますます悪くなること。「—を繰り返す」
アクセソワリスト【(フランス)accessoiriste】
《劇場や映画の小道具係の意》ファッションの写真撮影やショーの際、アクセサリーの選択や服のコーディネートを担当する人のこと。日本ではスタイリストと呼ばれる職業がこれにあたる。