けつ【傑】
[常用漢字] [音]ケツ(漢) 1 ひときわ優れる。「傑作・傑出」 2 ひときわ優れた人。「傑物/英傑・怪傑・豪傑・俊傑・女傑」 [名のり]すぐる・たかし・たけし・まさる
しゅん【俊】
[常用漢字] [音]シュン(呉)(漢) 才知がとび抜けてすぐれている。才知のすぐれた人。「俊傑・俊才・俊秀・俊敏・俊髦(しゅんぼう)/英俊」 [名のり]すぐる・たかし・とし・まさる・よし
しんとうすいこでん【神稲水滸伝】
読本。28編140冊。岳亭定岡・知足館松旭作。文政11年(1828)から明治14年(1881)ころまでの刊。稲葉小僧などの義賊を主人公に、「水滸伝」にならって物語を構成したもの。俊傑神稲水滸伝。
蒼蠅(そうよう)驥尾(きび)に付(ふ)して千里(せんり)を致(いた)す
《「史記」伯夷伝・索隠から》蒼蠅(あおばえ)は遠くまで飛べないが、名馬の尾にとまれば千里も行くことができる。小人物でも賢者や俊傑の庇護によって功名が立てられることのたとえ。驥尾に付す。