の‐ふず【野風俗】
[名・形動ナリ]《「のふうぞく(野風俗)」の音変化》無作法であること。図太くいばっていること。また、そのさま。のふうぞう。「世をはばからぬ—の友を集め」〈浮・万金丹・五〉
はんそう‐はんぞく【半僧半俗】
僧でありながらなかば俗人のような風体、または生活をしていること。また、その人。
はん‐ぞく【半俗】
なかば俗人のような風体、または生活をしている僧。「半僧—」
はん‐ぞく【反俗】
俗を嫌い、世間一般の風潮・生き方などに従わないこと。「—の精神」
ばん‐ぞく【蕃俗】
野蛮人の習俗。蕃風。
ひ‐ぞく【卑俗/鄙俗】
[名・形動] 1 いやしく下品なこと。品がなく俗っぽいこと。また、そのさま。「—な言葉」 2 (鄙俗)田舎びていること。また、そのさま。「—な歌」 [派生]ひぞくさ[名]
び‐ぞく【美俗】
うるわしい風俗や習慣。「醇風(じゅんぷう)—」⇔悪俗。
ふう‐ぞく【風俗】
1 ある時代やある社会における、生活上の習わしやしきたり。風習。「明治の—」「性—」 2 風俗店のこと。また、それに関係する事柄。「—産業」 3 身なり。服装。「旦那らしき—の人」〈人・梅児誉美...
ふ‐ぞく【風俗】
1 「風俗歌(ふぞくうた)」に同じ。「歌は—。中にも、杉立てる門。神楽歌もをかし」〈枕・二八〇〉 2 ⇒ふうぞく(風俗)
へい‐ぞく【平俗】
[名・形動] 1 ありふれていて俗っぽいこと。また、そのさま。「—で何の新しさもない」 2 表現がくだけてわかりやすいこと。また、そのさま。「—な言葉で説明する」