しんりょう‐くん【信陵君】
[?〜前243]中国、戦国時代の貴族。名は無忌。魏(ぎ)の昭王の子。門下に食客3000人を集めたという。秦の侵入に対抗し、これを函谷関に討って勇名を広めたが、流言によって失脚し失意のうちに病死。...
しん‐りょく【信力】
1 自分を信頼する心。自信。「三分の不安と七分の—をもって、彼女の来訪を待ち受けた」〈漱石・明暗〉 2 ⇒しんりき(信力)
しん‐れん【信連】
「信用農業協同組合連合会」の略称。
信(しん)を致(いた)・す
深く信心する。「深く—・しぬれば、かかる徳もありけるにこそ」〈徒然・六八〉
信(しん)を問(と)・う
信任するかどうかをたずねる。「選挙で国民に—・う」
信(しん)をな・す
信じる。信頼する。また、信仰心をおこす。「たしかに承りて…頼み思ひて、二なく—・し、頼み申さん」〈宇治拾遺・一二〉
のぶいえ【信家】
桃山時代の鐔工(たんこう)。鉄の鐔(つば)に毛彫りの文様やその題目、兵法の歌などを刻し、金家(かねいえ)と並ぶ名工といわれた。甲冑師(かっちゅうし)明珍派の名工信家とは別人とされる。生没年未詳。
のぶとき‐きよし【信時潔】
[1887〜1965]作曲家。大阪の生まれ。ドイツに留学し、ゲオルク=シューマンに師事。作品に「海行かば」など。
のぶふさ【信房】
鎌倉前期の刀工。備前の人。後鳥羽院番鍛冶をつとめて延房とも銘した。同名の刀工が数名いる。生没年未詳。