じゃこうのま‐しこう【麝香の間祗候】
旧制で、華族・親任官および維新に功労のあった者に与えられた資格。麝香の間に祗候し、天皇の相手などをした。
ステップ‐きこう【ステップ気候】
ケッペンの気候区分による乾燥気候の一。符合はBS。砂漠気候よりはやや湿潤で、丈の低い草原が広がる。中央アジア、マグレブ地域、サハラ砂漠の南、北米中西部、パタゴニア、オーストラリア中部などにみられ...
せいがんかいようせい‐きこう【西岸海洋性気候】
ケッペンの気候区分による温帯気候の一。符合はCfb。暖流・偏西風などの影響で気温の年較差が小さく、特に冬は温和で、降水量も毎月平均している。西欧・中欧・カナダ西海岸・チリ南部など大陸の西岸に多く...
せいがん‐きこう【西岸気候】
大陸の西岸の地域を特徴づける気候。比較的温和で、中・高緯度地方では冬は高温・多雨、夏はその逆になる所が多い。→東岸気候
せき‐ぞろ【節季候】
《「節季(せっき)にて候」の意》江戸時代の門付けの一。歳末に三、四人一組でウラジロの葉をつけた笠をかぶり、赤い布で顔を覆い、四つ竹などを鳴らしながら「せきぞろ、せきぞろ」とはやして家々を回り、米...
せっき‐ぞろ【節季候】
⇒せきぞろ(節季候)
せっ‐こう【斥候】
敵の状況や地形などを探ること。また、そのために部隊から派遣する少数の兵士。「—を放つ」
せとうちしき‐きこう【瀬戸内式気候】
瀬戸内海沿岸地域に特有の気候。北に中国山地、南に四国山地があるために乾燥した気候となり、1年を通じて晴天が多く、降水量が少ない。夏の夕なぎは顕著。春から夏にかけては霧が発生しやすい。
ぜん‐てんこう【全天候】
あらゆる天候に対応していること。どんな天候でも使えること。オールウエザー。「—カメラ」「—型」
そう【候】
[動特活]《動詞「そうろ(候)う」の音変化。中世語》 1 「あり」の丁寧語。あります。ございます。「舜の時はさはさうなんだ」〈史記抄・一一〉 2 補助動詞として丁寧の意を添えるのに用いられる。…...