かん‐さい【完済】
[名](スル)借金などをすべて返しおわること。皆済(かいさい)。「住宅のローンを—する」
がん‐づ・く【眼付く】
[動カ四]目にして、それと気がつく。転じて、気がつく。「役者をはじめから口をかけると—・くから」〈洒・居続借金〉
きえん‐れい【棄捐令】
江戸幕府が旗本・御家人(ごけにん)救済のために出した法令。札差(ふださし)に対する借金の帳消しや低利による年賦償還などを命じたもの。寛政元年(1789)と天保14年(1843)に、寛政の改革、天...
きげん‐の‐りえき【期限の利益】
期限が定められていることによって債務者が受ける利益。例えば、借金の返済期限が設定されている場合、債務者は期限が到来するまでは返済する義務はなく、また返済を求められることもない。
き‐さい【既済】
物事がすでに済んでいること。また、借金などをすでに返済していること。きせい。「代金の—分」⇔未済。
きゅう‐さい【旧債】
昔の負債。古い借金。
きり‐とり【切(り)取り/斬(り)取り】
《「きりどり」とも》 1 切り取ること。 2 土木工事で、地面の高い所を削り取ること。 3 人を切って、金品を奪うこと。また、その人。「—するも浪人の習ひと」〈風来六部集・放屁論後編〉 4 (俗...
きん【金】
[音]キン(漢) コン(呉) [訓]かね かな こがね [学習漢字]1年 〈キン〉 1 金属の総称。「金石・金文/合金・鋳金・彫金・板金・冶金(やきん)」 2 金属元素の一。きん。こがね。「金...
きん‐とう【金当/緊当】
《「当金」を逆さ読みにした語》借金が約束の日時にきちんと返されること。代金などが即座に現金で渡されること。多く「ごきんとう」の形で、受け取る側の謝辞として用いられる。「こりゃ御—ぢゃわいな」〈滑...
くい‐つ・める【食(い)詰める】
[動マ下一][文]くひつ・む[マ下二] 1 借金・不品行などのために暮らしが立たなくなる。「—・めて夜逃げをする」 2 歯を食いしばる。かみしめる。「いつとなく歯を—・めて怒りておはしけるには」...