わ‐しゅう【和州/倭州】
大和(やまと)国の異称。「眼を上ぐれば—の山遠く夏霞に薄れ」〈蘆花・不如帰〉
わ‐じ【和字/倭字】
1 日本に発生・発達した文字。仮名。 2 日本で作られた漢字。国字。
わ‐じん【倭人/和人】
昔、中国人などが日本人を呼んだ称。
わ‐ちょう【和朝/倭朝】
1 日本の朝廷。 2 わが国。日本。本朝。和国。「唐国、—の絹布をたたみこみ」〈浮・永代蔵・一〉
わ‐ど【倭奴】
古代、中国人が日本人を呼んだ称。
わ‐どく【和読/倭読】
漢文を日本語の語法に従って読むこと。訓読。
わど‐こく【倭奴国】
倭の奴国(なこく)。また、古代、中国人が日本をさしていった語。
わ‐の‐ごおう【倭の五王】
中国南北朝時代の「宋書」などの史書に記載される讃・珍・済・興・武の五人の倭国王。讃は応神あるいは仁徳か履中、珍は反正あるいは仁徳、済は允恭、興は安康、武は雄略の各天皇に比定されている。
わのな‐こく【倭奴国】
⇒奴国(なこく)
わのなのこくおう‐の‐いん【倭奴国王印】
⇒漢倭奴国王印(かんのわのなのこくおうのいん)