へん‐しん【偏心】
1 中心からかたよっていること。 2 心がかたよっていること。また、その心。〈書言字考節用集〉
へんしん‐きこう【偏心機構】
円の中心点とずれた所に回転の中心のある偏心輪を用い、連結棒を取り付けた外輪をはめ、偏心輪の回転運動を連結棒の往復運動に変える動力伝達装置。
へん‐じん【変人/偏人】
言動や性格に普通の人とは変わったところのある人。変わり者。「奇人—」
へん・する【偏する】
[動サ変][文]へん・す[サ変]ある一方にだけかたよる。「考え方が極端に—・する」
へん‐ずつう【偏頭痛/片頭痛】
頭の片側に生じる、発作性のずきんずきんと脈打つような激しい頭痛。嘔吐(おうと)を伴うこともある。へんとうつう。
へん‐とうつう【偏頭痛/片頭痛】
⇒へんずつう
へん‐せい【偏性】
かたよった性質。「薬—ならざれば、毒を攻るに足らざる」〈榊原芳野編・文芸類纂〉
へんせいけんきせい‐さいきん【偏性嫌気性細菌】
酸素が存在する環境では生育できない嫌気性細菌。破傷風菌・ボツリヌス菌など。絶対嫌気性細菌。偏性嫌気性菌。→通性嫌気性細菌
へんせい‐こうアルカリきん【偏性好アルカリ菌】
⇒絶対好アルカリ菌
へんせいこうきせい‐さいきん【偏性好気性細菌】
生育するために酸素を必要とする細菌。結核菌・ジフテリア菌など。