あいあい‐がさ【相合(い)傘】
1 二人で1本の傘を差すこと。多く、男女の場合についていう。相傘(あいがさ)。最合(もや)い傘。 2 男女の仲を示すいたずら書きの一種。簡単な線書きの傘の柄の両側に二人の名前を書くもの。
あき‐ひがさ【秋日傘】
秋になっても日ざしの強い日にさす日傘。《季 秋》
あま‐がさ【雨傘】
雨降りの際にさす傘。
え‐ひがさ【絵日傘】
絵模様の描いてある日傘。《季 夏》
おお‐がさ【大傘/大笠】
柄の長い大きな傘。特に、儀式の際、先行の貴人に後ろからさしかける柄の長い大きな傘。
おき‐がさ【置(き)傘】
不意の雨に備えて、勤め先などに置いておく傘。また、店などで客に貸し出す傘。
おりたたみ‐がさ【折(り)畳み傘】
持ち運びに便利なように、折りたたんで小さくすることができる傘。
おんば‐ひがさ【乳母日傘】
幼児に、乳母をつけたり、強い日に当たらぬように傘を差しかけたりすること。子供が大事に育てられることにいう。 [補説]この句の場合、「乳母」を「うば」と読むのは誤り。
おんば‐ひからかさ【乳母日傘】
「おんばひがさ」に同じ。「—にて長(ひととなり)」〈洒・通言総籬〉
かく‐の‐かさ【核の傘】
核保有国が、その核戦力を背景にして自国および友好国の安全維持をはかること。「—に入る」