じこ‐けいやく【自己契約】
同一人が代理人としての資格と自身の資格とを使い分けて成立させる契約。例えば、ある人から土地売却の代理権を与えられた者が、自らその物件の買い主となって契約を締結するような場合をいう。民法は原則とし...
じこしほんきせい‐ひりつ【自己資本規制比率】
証券会社の財務の健全性をはかる指標の一つ。リスク相当額(価格変動・取引先の債務不履行・事務処理の誤りなどによって発生し得るリスクに対応する額)に対する、固定化されていない自己資本の額(自己資本か...
じこ‐はさん【自己破産】
破産手続きを債務者みずからが申し立てること。→準自己破産 →第三者破産
じさん‐さいむ【持参債務】
債務者が給付の目的物を債権者の住所または営業所に持参して履行しなければならない債務。→取立債務 →送付債務
じじょ‐ばいきゃく【自助売却】
1 民法上、債務者が供託しようとする目的物が供託や保存に適さないときに限り、裁判所の許可を得て自らこれを競売すること。 2 商法上、商人間の商事売買において、買い主が目的物の受け取りを拒絶し、ま...
じっしつはたん‐さき【実質破綻先】
金融機関が金融検査マニュアルに基づいて行う債務者の区分の一つ。法的・形式的な経営破綻の事実は発生していないが、深刻な経営難の状態にあり、再建の見通しがないと認められる融資先をいう。
じっしつはたんさき‐さいけん【実質破綻先債権】
金融機関の自己査定によって実質破綻先に区分される債務者に対する債権。金融再生法に基づく開示では「破産等更生債権及びこれらに準ずる債権」として開示される。
じゅうたくきんゆうこうこゆうしじゅうたくとうかさいほけん‐とくやく【住宅金融公庫融資住宅等火災保険特約】
住宅金融公庫(今の住宅金融支援機構)が融資を行う際に債務者に対して加入を義務付ける火災保険の特約。火災保険の保険金請求権に質権を設定させることによって債権保全を図るもの。現在は住宅金融支援機構に...
じゅうたくしきんかしつけ‐ほけん【住宅資金貸付保険】
企業・共済組合・互助会などが、その従業員や共済組合員などに貸し付けた住宅資金貸付金について、従業員や組合員が債務を履行しない場合に、企業や共済組合などの被る損害を塡補する目的の保険。
じゅうたくローン‐ほしょうほけん【住宅ローン保証保険】
金融機関から住宅ローン融資を受ける個人が債務を履行しないことによる金融機関の損害を塡補する目的の保険。