じゃ‐なく‐て
[連語]《連語「じゃ」+形容詞「ない」の連用形+接続助詞「て」》体言およびある種の助詞に付く。ある事柄・動作を否定し、別の事柄・動作を肯定しようとする意を表す。…ではなくて。「僕は和食—洋食にし...
じゅう‐ぼく【従僕】
男の召使い。下男。下僕。
すて‐おぶね【捨(て)小舟】
1 乗る人もなく打ち捨てられた小舟。 2 頼りない身、かえりみられることのない身のたとえ。「僕たち外国にいるものは、いよいよこれは—というところかな」〈横光・旅愁〉
ずん‐と
[副] 1 他に比べて、量・質・程度などの違いがはなはだしいさま。ずっと。ぐんと。「去年よりも—背が伸びた」「それよりも—好いは」〈一葉・たけくらべ〉 2 動作を勢いよくすばやくするさま。「こう...
せい‐かく【醒覚】
[名](スル)めざめること。めざめさせること。また、迷いなどから立ち直ること。覚醒。「僕はこの時たちまち—したような心持ちがした」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
せい‐ふく【清福】
1 清らかな幸福。精神的な幸福。「僕のおとう様がうらやましがって、あれが—というものじゃと言うておられた」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉 2 手紙文で、相手の幸福を祝っていう語。「御—をお祈り申し...
セビリアのりはつし【セビリアの理髪師】
《原題、(フランス)Le Barbier de Séville》ボーマルシェの戯曲。4幕。1775年初演。アルマビバ伯爵の恋の成就のため、伯爵の昔の従僕で今は理髪師のフィガロが、機知に富んだ活...
ぜん‐しん【全心】
心のすべて。心の全体。「僕がオーズオルスに—を打こんだのは」〈独歩・小春〉
ぜん‐ぜん【全然】
[ト・タル][文][形動タリ]余すところのないさま。まったくそうであるさま。「—たるスパルタ国の属邦にあらずと雖も」〈竜渓・経国美談〉 [副] 1 (あとに打消しの語や否定的な表現を伴って)...
そんな
[形動] 1 聞き手、または、そのそばにいる人が当面している事態や、現に置かれている状況がそのようであるさま。それほどの。そのような。「—話は聞いたことがない」「—に嫌ならやめなさい」 2 聞き...