き‐へき【奇癖/奇僻】
奇妙なくせ。珍しいくせ。
こう‐へき【荒僻】
遠い片いなか。辺境。
じゃ‐へき【邪僻】
[名・形動ナリ]よこしまで、ひねくれていること。また、そのさま。「賢者多く—に障(さへ)られ候へ共」〈芭蕉書簡・元禄三年乙州宛〉
ひが【僻】
1 正常でないこと。妥当でないこと。まともでないこと。多く、名詞の上に付いて、複合語の形で用いられる。「—心」「—事」「—目」「阿波の客が—起こして」〈浄・阿波の鳴門〉 2 (「非我」とも書く)...
へき【僻】
[音]ヘキ(漢) [訓]ひがむ 1 本筋からずれて、正しくない。一方に偏する。「僻見・僻説・僻論」 2 場所が中央から離れている。「僻遠・僻陬(へきすう)・僻村・僻地」 [難読]僻耳(ひがみみ)...
へん‐ぺき【偏僻】
[名・形動] 1 かたよること。心がひねくれていること。また、そのさま。「—な人」「空想に—し写実に拘泥する者は」〈子規・俳諧大要〉 2 都から離れた片田舎。「—の地」