かなもり‐そうわ【金森宗和】
[1584〜1657]江戸初期の茶の宗匠。宗和流の祖。名は重近。高山城主である父の可重(ありしげ)に茶を学ぶ。優美な茶風は公家に好まれ、「姫宗和」とよばれた。
きょう‐おんな【京女】
京都の女。都の女。優美でしとやかとされる。「東男(あずまおとこ)に—」
きょう‐がま【京釜】
室町末期、京都三条釜座(かまんざ)で作られた茶釜。無文で滑らかな肌の優美なもの。
きょう‐ことば【京言葉/京詞】
京都の人の話す言葉。優美な言葉とされた。京都弁。
ギャラント【gallant】
[形動] 1 華麗な。堂々とした。また、優美な。 2 女性に親切なさま。
グラツィオーソ【(イタリア)grazioso】
音楽で、発想標語の一。「優美に、優雅に」の意。
グレース【grace】
[名・形動] 1 優美。優雅。 2 恩恵。恩寵(おんちょう)。
けい‐たい【景体】
ありさま。なりふり。すがた。「容貌花美にして、—優美なり」〈盛衰記・三三〉
けん【妍】
優美なこと。美しいこと。「—を競う」
こきん‐ちょう【古今調】
古今集にみられる特徴的な歌のよみぶりや歌の調子。理知的、観念的な内容で、優美・繊細なよみぶりが目立つ。七五調・三句切れを主とし、掛け詞・縁語などを多用する。