げんきょく‐したいか【元曲四大家】
元曲の四人の代表的作家、関漢卿・鄭光祖・白樸・馬致遠の総称。関鄭白馬と略称する。
げん‐きん【元金】
1 もときん。がんきん。「一年の貢税をもって—の幾許を返し」〈露伴・二宮尊徳翁〉 2 「元禄金(げんろくきん)」の略。
げん‐くん【元勲】
国家に尽くした大きな功績。また、その功績のある人。特に、明治維新に大功のあった西郷隆盛・木戸孝允(きどたかよし)・大久保利通、明治政府の中枢となった伊藤博文・山県有朋らをいう。→元老
げん‐けい【元型】
《archetype》ユングの用語。集合的無意識の領域にあって、神話・伝説・夢などに、時代や地域を超えて繰り返し類似する像・象徴などを表出する心的構造。祖型。
げん‐げん【元元】
1 根本。根元。 2 人民。万民。「数千年来、—玆(ここ)に殖す、乃ち名(なづ)けて日本の人という歟(か)」〈雪嶺・真善美日本人〉
げんげんしゅう【元元集】
南北朝時代の神道書。全8巻。北畠親房著。延元2年=建武4年(1337)ごろ成立。日本の神道の起源を調査し、和漢の古典から資料を引用、分類して自説を加えたもの。
げんこう【元亨】
鎌倉末期、後醍醐天皇の時の年号。1321年2月23日〜1324年12月9日。
げん‐こう【元后】
1 君主。天子。 2 天子の正妻。皇后。
げん‐こう【元寇】
文永11年(1274)と弘安4年(1281)に、元のフビライの軍が日本に攻めてきた事変。蒙古来(もうこらい)。蒙古襲来。→文永の役 →弘安の役
げんこう【元弘】
鎌倉末期、後醍醐天皇の時の年号。1331年8月9日〜1334年1月29日。