げん‐しゅ【元首】
1 国の首長。 2 国際法上、外部に対して一国を代表する資格をもつ国家機関。君主国では君主、共和国では大統領など。
げんしゅ‐せい【元首政】
古代ローマで、オクタビアヌスによって確立された帝政初期の政体。共和制の伝統を尊重した帝政で、皇帝はプリンケプス(第一の市民、元首)として統治した。3世紀ごろまで続き、専制君主政に移行。元首政治。...
げんしゅのぼうはん【元首の謀叛】
中村正䡄の長編小説。1970年代の東西ドイツを舞台とした作品。昭和55年(1980)刊行。同年、第84回直木賞受賞。
げん‐しょう【元宵】
陰暦正月15日の夜。元夕(げんせき)。《季 新年》
げんしょう‐せつ【元宵節】
中国・台湾の祭日。春節(旧正月)から数えて15日目で、最初の満月の日にあたる。灯籠(とうろう)を飾り、「元宵団子」とよばれる餡(あん)入りだんごを食べる習慣がある。上元節。灯籠節。→元宵
げんじ【元治】
江戸末期、孝明天皇の時の年号。1864年2月20日〜1865年4月7日。
げんじ‐きん【元字金】
⇒元禄金(げんろくきん)
げん‐すい【元帥】
1 諸将の統率者。全軍の総大将。 2 軍人の階級の最高位。大将の上に位する。 3 日本で、もと元帥府に列せられた陸海軍大将の称号。
げんすい‐ふ【元帥府】
明治31年(1898)に創設された天皇の軍事上の最高顧問機関。陸海軍大将のうち特に功労のあった者で構成された。
げんせい‐あん【元政庵】
京都市伏見区深草にある日蓮宗の瑞光寺の異称。元政の創始した法華道場で、もと藤原基経が建立した極楽寺の跡という。山号は深草山。