しょくどうらく【食道楽】
村井弦斎の長編の小説。料理好きの兄妹と、その妹に恋する青年の物語を通じて、読者に料理の知識を伝える実用小説。明治36年(1903)「報知新聞」に「食道楽(くいどうらく)」のタイトルで連載を開始し...
しょ‐けい【庶兄】
妾腹の兄。
しろむく‐てっか【白無垢鉄火】
《「しろむくでっか」とも》表面はおとなしそうに見えるが、内実はたちの悪い者。「有繋(さすが)に君は—で我輩よりは遥に兄分だ」〈魯庵・社会百面相〉
しん‐きょう【親兄】
肉親である兄。実兄。しんけい。「入鹿が妹橘姫—に代へ忠義の貞節」〈浄・妹背山〉
しん‐けい【親兄】
⇒しんきょう(親兄)
しんきょう‐の‐れい【親兄の礼】
実兄に対する礼儀。「わが君は、—を重んじ給ひ」〈謡・船弁慶〉
しん‐じつ【親昵】
[名](スル)親しみなじむこと。昵懇(じっこん)。「—の間柄」「允成(ただしげ)は寧親(やすちか)にも—して、殆ど兄弟(けいてい)の如く遇せられた」〈鴎外・渋江抽斎〉
しん‐ちょく【真直】
[名・形動]まっすぐなこと。また、そのさま。「兄さんの言葉は如何にも論理的に終始を貫いて—に見えます」〈漱石・行人〉
しん‐とう【親等】
親族関係の遠近を表す単位。直系親では世数により、傍系親ではその共同の始祖までの世数を合計して定める。親子は一親等、祖父母・兄弟・孫は二親等、おじ・おばは三親等など。
しん‐のう【親王】
《「しんおう」の連声(れんじょう)》 1 現行の皇室典範で、嫡出の皇子および嫡男系嫡出の皇孫の男子に対する称号。旧皇室典範では、皇子から皇玄孫までの男子の称号。 2 律令制で、天皇の兄弟および皇...