じょう【尉】
1 老翁。おきな。特に能で、老翁の役。また、それに用いる能面。⇔姥(うば)。→尉面 2 炭火の白い灰となったもの。「あらかた—になりかけた炭火」〈里見弴・安城家の兄弟〉 3 律令制で、衛府(えふ...
じょう【状】
[名] 1 実際のありさま。すがた・かたちや、なりゆき。「混乱の—をつぶさに報告する」 2 手紙。書状。「貴兄よりの—拝受致しました」
[接尾]名詞に付いて、…のような形である、…に似たよう...
じょう‐あい【情合(い)】
思いやりや愛情。「兄の声の中に何時にない—を感じました」〈芥川・雛〉
じょか【女媧】
中国古代神話上の女神。人首蛇体。伏羲(ふっき)と夫婦、また、兄妹ともされ、人類の創造主とする伝承もある。一説に、三皇の一人。泥をこねて人間をつくり、天が崩れそうになったとき、5色の石を練って天を...
じ‐りつ【侍立】
[名](スル)身分の高い人や神聖な物のそばなどにつき従って立つこと。「近親の者は骨壺の傍に—していた」〈里見弴・安城家の兄弟〉
じん【仁】
[音]ジン(漢) ニ(慣) ニン(呉) [学習漢字]6年 〈ジン〉 1 他者への思いやり。情け。「仁愛・仁義・仁君・仁慈・仁術・仁道・仁徳/寛仁・不仁」 2 人。また、人を敬っていう語。「仁兄...
じん‐けい【仁兄】
[代]二人称の人代名詞。手紙などで、男性が対等の男性に対し敬意を込めて用いる語。貴兄。
じん‐じ【仁慈】
思いやりがあって情け深いこと。「博愛—の聞えたかき兄を」〈一葉・別れ霜〉
す
[助動][せ|せ|す|する|すれ|せよ]四段・ナ変・ラ変動詞の未然形に付く。 1 相手が自分の思うようにするように、また、ある事態が起こるようにしむける意を表す。「例の声出(い)ださせて、随身に...
すえっ‐こ【末っ子】
いちばんあとに生まれた子供。兄弟のうちで最年少の子。ばっし。すえこ。