ちち【父】
1 両親のうちの男親のほう。ちちおや。実父・継父・養父ともにいう。「一児の—となる」「—の遺志を継ぐ」⇔母。 2 新しい世界を開いて偉大な業績を残した先駆者。「近代言語学の—」「インド独立の—」...
チャールズ【Ray Charles Robbinson】
[1930〜2004]米国の歌手・ピアニスト。ブルースにゴスペルやジャズの要素を取り入れた音楽で人気を獲得。ソウルミュージックの先駆者として活躍した。代表曲は「わが心のジョージア」など。レイ=チ...
ちょっかん‐きょうじゅ【直観教授】
実際の物や事象または絵画・模型・写真などを観察させ、具体的、感覚的に理解させる教育方法。コメニウス・ルソーらを先駆に、ペスタロッチによって展開・提唱された。実物教授。
つうぞくかんそぐんだん【通俗漢楚軍談】
江戸中期の読本(よみほん)。明代の「西漢通俗演義」の翻訳。15巻。7巻まで夢梅軒章峰、8巻から称好軒徽庵(きあん)訳。元禄8年(1695)刊。漢の劉邦と楚の項羽とを主人公に、その時代の史実を簡明...
つが・う【番う】
[動ワ五(ハ四)] 1 二つのものが一組みになる。組み合う。対になる。「仲よく—・うおしどり」 2 雌雄が交尾する。つるむ。「小鳥が—・う」 3 「番(つが)える1」に同じ。「矢を—・う」 4...
てんとちのあいだ【天と地の間】
《原題、(ドイツ)Zwischen Himmel und Erde》ルートウィヒの小説。1856年刊。屋根葺(ふ)き職人の兄弟の葛藤を描く。自然主義文学の先駆的作品とされる。
デカダンス【(フランス)décadence】
1 19世紀末、フランスを中心とした文芸上の一傾向。虚無的、退廃的、病的な唯美性を特色とする。ボードレールを先駆とし、ベルレーヌ・ランボーらに代表される。退廃派。 2 虚無的、退廃的な風潮や生活態度。
とよくに‐びょう【豊国廟】
京都市東山の阿弥陀ヶ峰にあった豊臣秀吉の霊廟。日光廟などの先駆をなす。豊臣氏滅亡とともに衰退、廃絶。明治期に豊国神社に再建された。
ドン‐キホーテ
《原題、(スペイン)El ingenioso hidalgo Don Quijote de la Mancha》セルバンテスの長編小説。第一部1605年刊、第二部1615年刊。騎士道物語を...
にせがねつくり【贋金つくり】
《原題、(フランス)Les Faux-Monnayeurs》ジードの長編小説。1925年、文芸誌「N.R.F.(新フランス評論)」に発表。実験的な構成で、ヌーボーロマンの先駆ともされる作品。贋金...