み‐てさき【三手先】
斗栱(ときょう)の形式の一。柱から外方に斗(ます)組みが三段出ていて、三段目の斗で丸桁(がぎょう)を支えるもの。金堂(こんどう)や塔に用いられる。
むな‐さき【胸先/胸前】
胸のみずおちのあたり。胸元(むなもと)。「—三寸に迫る」
め‐さき【目先/目前】
1 すぐ目の前。眼前。「恋敵の顔が—にちらつく」 2 目の前にある物事。その時その場。当座。「—の利益を追う」「—のことにとらわれる」 3 ごく近い将来を見通すこと。また、先の見通し。「—の見え...
目(め)と鼻(はな)の先(さき)
目と鼻との間のように距離が非常に近いこと。目と鼻の間(あいだ)。「ここから駅は—だ」
もう‐せん【もう先】
だいぶ前。以前。「お帰りだと、話は—に聞いていたっけが」〈島木健作・生活の探求〉
や‐さき【矢先】
1 矢の先。やじり。 2 矢の飛んでくる所。矢おもて。 3 物事が始まろうとする、ちょうどそのとき。「帰ろうとした—に呼ばれる」 4 ねらう目あて。ねらい。「—ノコマカナ人」〈日葡〉 [補説]3...
やり‐さき【槍先】
1 槍の先端。槍の穂先。 2 攻撃の方向。ほこさき。「今度は愛子の方に—を向けた」〈有島・或る女〉 3 争いの始まり。〈日葡〉
ゆう‐せん【優先】
[名](スル)他をさしおいて先にすること。他のものより先に扱うこと。「人命救助を—する」「歩行者—道路」「—順位」
ゆき‐さき【行(き)先】
1 「ゆくさき1」に同じ。「—を決めず旅に出る」 2 「ゆくさき2」に同じ。「息子の—を案じる」
いく‐さき【行く先】
⇒ゆくさき