つま‐さき【爪先】
足の指の先。「—をそろえる」
つま‐さき【褄先】
着物の襟下と裾(すそ)の出あう角。
つゆ‐さき【露先】
傘骨の先端の、布を結びつけてある部分。
つゆのあとさき
永井荷風の小説。昭和6年(1931)、「中央公論」誌に発表。銀座のカフェーの女給の享楽的な生活を描く。昭和31年(1956)、中村登監督により映画化されている。
て‐さき【手先】
1 手の先の部分。指先。「—が器用だ」 2 手下となって使われる者。「盗賊の—」 3 江戸時代、捕吏の手下となって働いた者。目明かし。おかっぴき。 4 雁股(かりまた)のやじりの先端。 5 兜(...
てづま‐さき【手爪先】
手の指先。「—の尋常な女であった」〈漱石・行人〉
てば‐さき【手羽先】
鶏肉の手羽の先のほうの部分。串焼き・煮込みなどにする。
で‐さき【出先】
1 外出、または出張している先。「—から連絡がある」 2 「出先機関」の略。 3 品物の出どころ。「骨董品の—を確かめる」 4 芸者の呼ばれる料亭や待合など。おでさき。
とくい‐さき【得意先】
いつも品物を買ってくれる客。また、ふだん取引する相手。取引先。顧客(こかく)。「—をまわる」
とっ‐さき【突先】
とがった先端。突端。「岬の—」