よつめ‐ぎり【四つ目錐】
刃の側面に四つの角(かど)があり、先のとがっている錐。
よ‐てき【余滴】
１ 残りのしずく。筆先に残った墨のしずく、飲み残りの杯のしずく、雨のあとのしたたりなど。残滴。余瀝(よれき)。 ２ 何かをしたあとに残された副次的な事柄。
よとう‐むし【夜盗虫】
ヨトウガの幼虫。体は緑色で葉の裏についているが、大きくなると黒褐色または淡褐色の芋虫となり、昼間は土中や根際に隠れ、夜はい出して植物の葉を食べる。農作物の害虫。ねきりむし。《季 夏》「—いそぎ食...
よど【淀／澱】
１ 水の流れが滞ること。また、その所。よどみ。 ２ 軒先の広小舞(ひろこまい)の上にある横木。淀貫(よどぬき)。
よなぐに‐さん【与那国蚕】
ヤママユガ科のガ。翅(はね)の開張約20センチ、翅の面積では世界最大。翅は赤褐色で、前翅の先が鎌状に曲がり、蛇の横顔を思わせる模様をもつ。幼虫は緑灰色の芋虫で、オガタマノキなどの葉を食べ、成長す...
世(よ)に従(したが)・う
世間の大勢・風潮・習わしに従う。「—・はん人は、先づ機嫌を知るべし」〈徒然・一五五〉
よ‐の‐さが【世の性】
世の常のこと。世間のならい。「おくれ先だつほどの定めなさは—と見給へ知りながら」〈源・葵〉
よ‐の‐つね【世の常】
１ 世間によくあること。「二度あることは三度あるのが—だ」 ２ ごく普通であること。「大きさは先(まず)、—の猫ほどでもございましょうか」〈芥川・地獄変〉
よび‐なら・す【呼（び）慣らす／呼び馴らす】
［動サ五（四）］そう呼ぶのを習慣とする。いつもそう呼ぶ。「先輩を兄貴と—・す」
よび‐むか・える【呼（び）迎える】
［動ア下一］［文］よびむか・ふ［ハ下二］呼んで迎え入れる。招いて迎える。「妻を赴任先に—・える」
