あきたのぎょうじ【秋田の行事】
洋画家、藤田嗣治の壁画。昭和12年(1937)に制作。高さ3メートル65センチ、幅20メートル50センチの大作で、秋田の日常生活や祭りの光景などが描かれている。
あわづ‐が‐はら【粟津原】
大津市の琵琶湖に臨む松原。近江八景の一「粟津の晴嵐(せいらん)」は、晴天時に山風がここを吹き渡る光景をいった。木曽義仲討ち死にの地。
い‐かん【偉観】
りっぱな眺め。すばらしい光景。壮観。「超高層ビル群の—」
い‐よう【異様】
[形動][文][ナリ]ようすが普通でないさま。変わっているさま。「—な光景」「目が—に輝く」 [派生]いようさ[名]
いり‐つ・く【煎り付く/炒り付く】
[動カ五(四)]煮つめられて水気がなくなる。焦げつくようになる。また、音声や情景などが耳や目にこびりつくことにたとえる。「代助の頭には今見た光景ばかりが—・く様に踊っていた」〈漱石・それから〉...
うみべのそうりょ【海辺の僧侶】
《原題、(ドイツ)Der Mönch am Meer》フリードリヒの絵画。カンバスに油彩。荒れた海を背景に一人の僧侶が佇む光景を描いた作品。1810年、「樫の森の修道院」とともに、ベルリン美術ア...
え【絵/画】
1 物事や情景を、色・線・形などによって、平面上に写し表したもの。絵画。 2 ある情趣を感じさせるありさま。光景。「母が乏しい髪を工面して、何うか斯うか髷に結い上げる様子は…夫程見栄のある—では...
えい‐たい【映帯】
[名](スル)色や景色が互いに映り合うこと。映発。「此女が、なぜ…四辺の光景と—して索寞(さくばく)の観を添えるのか」〈漱石・趣味の遺伝〉
絵(え)にな・る
その光景がある意味合いを感じさせたり、人の動作などが美しい型をもっていたりして、そのまま絵の題材になりそうである。「両首脳が並ぶとやはり—・る」「どんな役でも—・る女優だ」
カメラ‐オブスキュラ【camera obscura】
《ラテン語で、暗い部屋の意》内部を黒く塗って光を遮断した小部屋の壁に小さな穴をあけ、光を取り込むと、外の光景が倒立して部屋の内壁に映し出される装置。カメラオブスクラ。→カメラ →ピンホールカメラ