きょうどう‐かいそん【共同海損】
船舶および積み荷に対する共同の危険を免れるために、船長が船舶または積み荷について行う処分によって生じた損害および費用。海難による沈没を防ぐため、積み荷の放棄や船舶の乗り上げなどをした場合、その損...
けい‐せん【係船/繋船】
[名](スル) 1 船をつなぎとめること。また、その船。「湾内に—する」 2 海運業が不況のとき、運航による損失を免れるため、船会社が所有船の使用を中止し、港につなぎとめておくこと。また、その船。
け‐う【希有/稀有】
[名・形動] 1 めったにないこと。とても珍しいこと。また、そのさま。まれ。「—な(の)出来事」 2 不思議なこと。また、そのさま。「ここに—なは『いるまん』の『しめおん』じゃ」〈芥川・奉教人の...
け‐か【悔過】
1 仏語。罪や過ちを悔い改めること。特に、罪過を懺悔(さんげ)し、罪報を免れるために仏前で行う儀式。 2 あやまること。謝罪。「—はしたりともしたりとも、目を見せむ」〈梁塵秘抄・二〉
ざいせい‐はん【財政犯】
行政犯の一。財政法上の義務に違反する罪。不正行為によって納税義務を免れる逋脱(ほだつ)犯と、申告義務に違反するなどの財政秩序犯とがある。
し‐く【死苦】
1 死ぬときの苦しみ。また、死ぬような苦しみ。 2 仏語。四苦の一。人間が免れることのできない死の苦しみ。
しょうぐん‐じぞう【勝軍地蔵】
地蔵菩薩の一。これに念ずれば、戦いに勝ち、宿業・飢饉(ききん)などを免れるといわれ、鎌倉時代以降に武家に信仰された。甲冑(かっちゅう)を身につけ、武器を持った姿で表す。
しょく【贖】
[音]ショク(漢) [訓]あがなう 刑罰を免れるため金品を差し出す。あがなう。「贖罪」
しょく‐し【贖死】
金品を出して償い、死罪を免れること。
すり‐ぬ・ける【擦(り)抜ける】
[動カ下一] 1 人込みや狭い所を、からだをこするようにして通り抜ける。「雑踏を—・ける」 2 他のことにまぎらしてうまく免れる。「言いつくろって急場を—・ける」 3 とがめられないようにうまく...