あやめ‐の‐かぶと【菖蒲の兜】
⇒菖蒲兜(しょうぶかぶと)
石部金吉(いしべきんきち)金兜(かなかぶと)
石部金吉に金(かね)の兜(かぶと)をかぶせたような人。極端に融通のきかない人のたとえ。
うち‐かぶと【内兜/内冑】
1 兜の眉庇(まびさし)の内側。また、そこに接する額(ひたい)の部分。 2 内々の事情。特に、弱点。
かざり‐かぶと【飾り兜】
端午の節句の飾り物の一。江戸時代は、菖蒲(しょうぶ)で兜の形をつくり、屋外に幟(のぼり)と一緒に飾った。後世、厚紙などで模造品を作り、室内に飾るようになった。
かたしろ‐の‐かぶと【片白の兜】
鉢の前方の篠垂(しのだれ)や、その下の地板を鍍金(めっき)銀で飾った兜。背面も飾った二方白(にほうじろ)の兜に対していう。
かぶと【兜/冑/甲】
1 武将が頭部を防護するためにかぶった武具。頭を入れるところを鉢(はち)、その下に垂れて頸部(けいぶ)を覆う部分を錏(しころ)といい、鉄や革などで作る。 2 舞楽で用いる、鳥兜(とりかぶと)。 ...
かわり‐かぶと【変(わ)り兜】
戦国時代から江戸初期にかけて流行した、奇抜な意匠を凝らした兜。鉢や前立物を、動植物や法具などに似せて造る。 [補説]一ノ谷古戦場の崖を模した黒田長政の「一ノ谷兜」や、愛宕神社(もしくは愛染明王)...
くわがた‐の‐かぶと【鍬形の兜】
鍬形1をつけた兜。
ごまい‐かぶと【五枚兜】
錏(しころ)の板が5枚ある兜。
さんまい‐かぶと【三枚兜】
錏(しころ)が三枚の板からなる兜。三枚錏の兜。