やつしろ‐ぐう【八代宮】
熊本県八代市にある神社。祭神は後醍醐天皇皇子の懐良(かねなが)親王と後村上天皇皇子の良成(ながなり)親王。
やつしろ‐し【八代市】
⇒八代
やつしろ‐そう【八代草】
キキョウ科の多年草。九州の山地の草原にみられ、高さ約50センチ。葉は披針形で、互生。7、8月ごろ、紫色の鐘状の花が集まって上向きに咲く。熊本県八代で発見された。
やつしろ‐みかん【八代蜜柑】
熊本県八代地方に産するウンシュウミカンの栽培品種。中形で、種子が多い。
やつしろ‐やき【八代焼】
熊本県八代市から産する陶器。寛永年間(1624〜1644)上野焼(あがのやき)の陶工上野喜蔵が創始、細川藩の御用窯として栄えた。象眼文を特色とし、茶陶にすぐれたものが多い。高田(こうだ)焼。平山焼。
やつ‐すぎ【八つ過ぎ】
1 今の午前2時、または午後2時を過ぎること。また、その時分。「天下は夜中—、郭は恋の昼中や」〈浄・淀鯉〉 2 古くなって色などがさめること。また、そのもの。「甚三紅絹(じんざもみ)の—かといふ...
やつ‐ちゃ【八つ茶】
《「やつぢゃ」とも》日の長い時分、午後2時ごろにとる軽い食事。おやつ。
やつ‐ぢ【八つ乳】
表裏とも猫皮を張った三味線。乳のあとが表裏合わせて八つある。→四(よ)つ乳(ぢ)
やつ‐で【八手】
1 ウコギ科の常緑低木。暖地の海岸近くに自生。葉は枝先に互生し、柄が長く、手のひら状に七〜九つに裂けている。花は初冬に咲き、白い小花が球状に集まり、さらに円錐状につく。実は丸く、翌年4月ごろ熟す...
やつで‐あみ【八つ手網】
四つ手網に、さらに4本の手をつけた漁具。やつで。