とろく【土呂久】
宮崎県北部、高千穂町の鉱山。昭和37年(1962)休山。大正時代から亜砒酸を製造。砒素中毒が広がり、公害病に指定された。
なおきとゆうこのものがたり【直樹とゆう子の物語】
松谷みよ子による児童文学作品のシリーズ名。昭和44年(1969)刊行の「ふたりのイーダ」から平成5年(1993)刊行の「あの世からの火」まで、全5作からなる。原爆、公害、七三一部隊、アウシュビッ...
に‐おけ‐る【に於ける】
[連語]《格助詞「に」+動詞「おく」の已然形+完了の助動詞「り」の連体形》 1 ある事柄が存在し、または行われる場所・場合・状況などにある限定を加える。…での。「わが国—公害対策」「民主主義—人...
にさんか‐いおう【二酸化硫黄】
硫黄や硫黄化合物を燃やすと得られる、刺激臭のある無色の気体。粘膜を冒し、有毒。石炭・石油の燃焼後の排ガスに含まれ、公害の原因の一。硫酸の製造原料、漂白剤などに使用。化学式SO2 亜硫酸ガス。無水...
ひかり‐がい【光害】
「こうがい(光害)」に同じ。「公害(こうがい)」と混同を避けるための言い方。
ピー‐ピー‐ピー【PPP】
《polluter pays principle》汚染者負担の原則。公害防止に必要な費用は、汚染の原因者が負担すべきであるというもの。
ほ‐しょう【補償】
[名](スル) 1 損失を補って、つぐなうこと。特に、損害賠償として、財産や健康上の損失を金銭でつぐなうこと。「労働災害を—する」「公害—裁判」「—金」 2 心理学で、身体的・精神的な原因によっ...
ポリューション【pollution】
汚染。特に、公害による汚染。環境破壊。
まんせい‐ちゅうどく【慢性中毒】
薬毒物などの長期にわたる摂取によって徐々に生体機能に異常をきたす状態。麻薬・酒など薬物依存を生じることもあるが、有機溶剤を扱う職業病や、環境汚染による公害病もある。
みなまた‐びょう【水俣病】
有機水銀による中毒症。中枢神経が冒され、手足のしびれ、言語障害、目や耳の機能喪失を起こし、重症では死亡することもある。水俣市に昭和28年(1953)ごろから発生。チッソ水俣工場の廃水中に含まれる...