さん‐こう【三公】
1 律令制における太政大臣・左大臣・右大臣。のちに、左大臣・右大臣・内大臣の称。三槐。 2 中国の官名。最高の地位にあって天子を補佐する三人。内容は時代によって変わり、周代では太師・太傅(たいふ...
しち‐ぼうこう【質奉公】
江戸時代、債務履行の担保として人身を債権者のもとに質入れしたこと。奉公人は一定期間住み込みで働き、債務(身代金)返済をもって解放された。質物奉公。
しゅ‐こう【主公】
1 主人。また、主君。「—の言真に然るや」〈織田訳・花柳春話〉 2 物語などの主人公。「滑稽の小説には是等の種類の—を用いて」〈逍遥・小説神髄〉
しゅじん‐こう【主人公】
1 事件や小説・劇などの中心人物。ヒーローまたはヒロイン。「悲劇の—」 2 「主人1」の敬称。「どこか山国の人にも近い感じのする—が…迎えてくれる」〈藤村・夜明け前〉
しょう‐こう【相公】
1 宰相の敬称。 2 参議の唐名。
しょ‐こう【諸公】
1 国政に携わる身分の高い人々。「大臣—のご列席をいただく」 2 多くの人々を敬意を込めていう語。代名詞的にも用いる。みなさん。「ご出席の—の賛意を得たい」
じゅうはち‐の‐きみ【十八の公】
「十八公(じゅうはっこう)」に同じ。
じゅうはっ‐こう【十八公】
《「松」の字を分解すると、「十」「八」「公」となるところから》松の別名。「—のよそほひ、千秋の緑をなして」〈謡・高砂〉
じゅっかい‐ぼうこう【述懐奉公】
不平・不満をもらしながらする奉公。「—身を持たず」〈毛吹草・二〉
ずべ‐こう【ずべ公】
不良少女。ずべ。