りく‐ほう【六法】
東洋画の制作・鑑賞のための六つの規範。南斉の謝赫(しゃかく)が「古画品録」の序で挙げた、気韻生動・骨法用筆・応物象形・随類賦彩・経営位置・伝模移写をいう。ろっぽう。
ろっ‐ぽう【六方】
1 東西南北と上下との六つの方向。 2 六つの平面で囲まれた立体。六面体。 3 (「六法」とも書く)歌舞伎の特殊演技の一。先行芸能・祭礼行事などの歩き方を様式的に誇張・美化したもの。主に荒事の引...
ろっ‐ぽう【六法】
1 現行成文法中の、憲法・刑法・民法・商法・刑事訴訟法・民事訴訟法の六大法典。基本六法。 2 「六法全書」の略。 3 ⇒りくほう(六法) 4 ⇒六方(ろっぽう)3・4
ろっぽう‐ぜんしょ【六法全書】
六法1を中心に、基本的な法令を収録している書。