ろく‐しゅう【六宗】
「南都六宗(なんとろくしゅう)」に同じ。
ろくしゅ‐くぐ【六種供具】
密教で、仏前に供える6種の供物。閼伽(あか)・塗香(ずこう)・華鬘(けまん)・焼香・飯食・灯明。
ろくしゅ‐しんどう【六種震動】
仏語。仏が説法するときの瑞相として、大地が六とおりに震動すること。動・起・涌(ゆう)・覚(または撃)・震・吼(く)。六震。
ろくしゅ‐りき【六種力】
仏語。小児は啼(なき)、女人は瞋(いかり)、国王は憍(おごり)、羅漢は精進(しょうじん)、比丘(びく)は忍耐、仏は慈悲を、おのおの力としてもつこと。
ろくしょう‐じ【六勝寺】
平安末期、京都市左京区岡崎付近に建てられた御願寺の総称。いずれも寺号に「勝」の字を含む法勝寺・尊勝寺・最勝寺・円勝寺・成勝寺・延勝寺の6寺で、中世に兵乱などにより廃絶。
ろくしょ‐おんる【六所遠流】
江戸時代、罪人を島流しにした六つの島。伊豆七島・薩摩(さつま)五島・天草(あまくさ)・隠岐(おき)・壱岐(いき)・佐渡をいう。
ろくしょ‐の‐みや【六所の宮】
六所の祭神を国府あるいはその近辺に合祀(ごうし)した神社。東京都府中市の大国魂(おおくにたま)神社はその例。六所宮。六社。
りく‐しん【六親】
⇒ろくしん(六親)
ろく‐しん【六親】
最も身近な六種の親族。父・母・兄・弟・妻・子。また、父・子・兄・弟・夫・婦などや、広く親族全体をさしても用いる。りくしん。
ろく‐しん【六震】
「六種震動」の略。