きょうどう‐ち【共同地】
古代・中世ヨーロッパの農漁村で、住民が放牧・伐採・狩猟・漁労などに共同で利用した土地。日本での入会地(いりあいち)に当たる。
きょうどう‐つうしんしゃ【共同通信社】
日本の代表的通信社。東京に本社を置く一般社団法人で、昭和20年(1945)同盟通信社解散のあとを受け、全国主要新聞社と日本放送協会が設立。内外のニュースや写真の収集・配付サービスを行っている。
きょうどう‐ていとう【共同抵当】
同一の債権の担保として数個の不動産の上に抵当権を設定すること。
きょうどう‐でんわ【共同電話】
1本の電話回線に2個以上の電話機を接続させ、共同で使用する電話方式。
きょうどう‐ひこくにん【共同被告人】
被告人を異にする二つ以上の刑事事件が併合審理されるときの数人の被告人をいう。
きょうどう‐ふほうこうい【共同不法行為】
複数の行為者が共同で他人に損害を加えること。共同行為者が連帯して賠償責任を負う。
きょうどう‐べんじょ【共同便所】
公衆便所のこと。
きょうどう‐ほけん【共同保険】
同一の保険の目的に対して、複数の保険者が共同して塡補(てんぽ)責任を負う保険契約。
きょうどう‐ほしょう【共同保証】
同一の債務について、二人以上が保証債務を負担すること。
きょうどう‐ぼうぎ【共同謀議】
二人以上の者が犯罪行為の遂行について合意し、そのうちのあるものが、犯罪を実行すること。英米法では、不法な行為について合意しただけで犯罪となり、日本でも公務員はこれに準じる。共謀。