きょう‐へん【共編】
[名](スル)二人以上で共同して書物を編集すること。また、その書物。
きょう‐ぼう【共謀】
[名](スル)二人以上の者が合意して悪事などをたくらむこと。「—して窃盗を働く」
きょうぼう‐きょうどうせいはん【共謀共同正犯】
二人以上の者が犯罪の実行を共謀し、その一部の者が共同の意思に基づいて犯罪を実行した場合、実行しなかった者も共同正犯として処罰されること。→共同謀議 →共同正犯 →共犯
きょうぼう‐ざい【共謀罪】
ある特定の犯罪を行おうと具体的・現実的に合意することによって成立する犯罪。実際に犯罪を行わなくても、何らかの犯罪を共謀した段階で検挙・処罰することができる。→テロ等準備罪
きょう‐めい【共鳴】
[名](スル) 1 振動体が、その固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、振幅が増大する現象。振動数の等しい二つの音叉(おんさ)の一方を鳴らせば、他方も激しく鳴りはじめるなど。電気振動のとき...
きょうめいがいえん‐てんたい【共鳴外縁天体】
太陽系外縁天体のうち、海王星と軌道共鳴の関係にある天体。海王星との公転周期の比が2:3である準惑星の冥王星のほか、1:2、3:5、4:7などの比の天体が見つかっている。
きょうめい‐き【共鳴器】
1 特定の振動数の音だけに共鳴するようにした中空の器。複雑な音を分析するのに使用。 2 電波に共鳴する電気的装置。共振器。
きょうめい‐じょうたい【共鳴状態】
2個の素粒子が一時的にゆるく結合した状態。ハドロンの衝突実験で不安定な複合粒子として観測され、強い相互作用により極めて短時間(10−20秒程度以下)で崩壊し、より寿命が長いハドロンや中間子が生成される。
きょうめい‐せつ【共鳴説】
ヘルムホルツが唱えた聴覚についての理論。内耳の蝸牛(かぎゅう)にある基底膜の繊維が、それぞれ固有の周波数にだけ共鳴し、それによって音の高低が識別されるというもの。
きょうめい‐ばこ【共鳴箱】
共鳴器の一種。音叉の柄の先に小箱をつけたもの。音叉の振動による音を大きく響かせる。