じょうきゅうき【承久記】
鎌倉時代の軍記物語。2巻。作者未詳。鎌倉中期の成立か。承久の乱の経過を記し、論評を加えたもの。「承久兵乱記」「承久軍物語」などの異本がある。
せい‐なん【靖難】
国の危難を鎮めること。兵乱を平定すること。「今や—の大業は、二将軍の手中に有り」〈竜渓・経国美談〉
せん‐らん【戦乱】
戦争のために世の中が乱れること。また、戦争。兵乱。「—の巷(ちまた)と化す」
たいいつ‐せい【太一星】
1 中国の天文学で、北極星をさす。ただし、古代では、北極星ではなく、小熊座β(ベータ)星が太一2の居所と考えられた。 2 陰陽道(おんようどう)で、北天を運行して兵乱・禍災・生死をつかさどるという星。
はっこう‐じけん【白虹事件】
大正7年(1918)に大阪朝日新聞が掲載した記事をめぐる筆禍事件。米騒動に関する記事の掲載を禁止した寺内正毅内閣を糾弾するジャーナリストの集会を報じた記事の中で、国に兵乱が起こる凶兆を意味する「...
白虹(はっこう)日(ひ)を貫(つらぬ)・く
《「戦国策」魏策から》白い虹が太陽を貫いてかかる。白い虹を兵の、太陽を君主の象徴と解釈することによって、兵乱が起こり、君主に危害を加える予兆とされた。
へい【兵】
[音]ヘイ(漢) ヒョウ(ヒャウ)(呉) [訓]つわもの いくさ [学習漢字]4年 〈ヘイ〉 1 戦士。軍人。つわもの。軍隊。「兵員・兵士・兵隊・兵長/衛兵・閲兵・騎兵・挙兵・私兵・将兵・新兵...
ひょう‐らん【兵乱】
⇒へいらん(兵乱)
みっ‐そう【密奏】
ひそかに奏上すること。密封した文書で奏上すること。また、その奏上。「兵乱疫癘あるべしと陰陽寮頻りに—す」〈太平記・二七〉
らん【乱〔亂〕】
[音]ラン(呉)(漢) ロン(唐) [訓]みだれる みだす [学習漢字]6年 1 物事がもつれて秩序がなくなる。みだれる。みだす。「乱雲・乱雑・乱心・乱戦・乱闘・乱暴・乱脈/淫乱(いんらん)・壊...