マヌ‐ほうてん【マヌ法典】
《原題、梵Manu-smṛti「マヌ」は人類の祖の意》前2世紀ごろ、バラモン教徒の規範としてまとめられた法典。12章から成り、諸儀礼・日々の行事・カースト義務などを定めている。長くインド人の生活...
みょう‐てん【妙典】
《「みょうでん」とも》すぐれた教えを説いた経典。特に法華経をいう。「かの一乗—の御読誦(ごどくじゅ)もおこたらせ給はず」〈平家・六〉
みんぽう‐てん【民法典】
民法に関する基本的規定を定めている法典。総則・物権・債権・親族・相続の5編からなる。明治31年(1898)施行。その後、親族・相続編は昭和22年(1947)に全面改正された。
もじ‐てん【文字典/字典】
「字典(じてん)」に同じ。「辞典(じてん)」「事典(じてん)」と区別して呼ぶのに用いる語。→言葉典(ことばてん) →事典(ことてん)
ユスティニアヌス‐ほうてん【ユスティニアヌス法典】
ユスティニアヌスが編纂を命じた「ローマ法大全」の一部「勅法集」をさし、ハドリアヌス帝から534年までの勅法を集録。全12巻。→ローマ法大全
りく‐てん【六典】
中国、周代に国を治めるために制定された六種の法典。すなわち治典・教典・礼典・政典・刑典・事典。
れいぎるいてん【礼儀類典】
江戸中期の有職故実書。510巻、首巻1巻、目録1巻、図絵3巻。宝永7年(1710)完成。徳川光圀が水戸藩の修史事業の一環として編纂(へんさん)させた、朝廷での儀式に関する諸史料を収録したもの。
れい‐てん【例典】
しきたりの法式。典例。
れい‐てん【礼典】
1 礼儀に関するきまり。礼法。また、それを記した書物。 2 サクラメントのこと。
ろわ‐じてん【露和辞典】
ロシア語の単語・熟語・句などに、日本語で訳や説明をつけた辞典。