あきたじょう‐の‐すけ【秋田城介】
古代の秋田城鎮衛司令官。平安中期ごろ出羽介が兼任、後期以後は空職化したが、武門の名誉とされた。
あて‐しょく【充て職】
(官公庁用語)ある職に就いている人に他の職を兼任させること。または、ある職に就いている人の身分・地位をそのままに他の職に従事させること。例えば、県知事が関連団体の理事長を兼ねる、また、裁判官が法...
いん‐だいなごん【尹大納言】
大納言と弾正尹(だんじょうのかみ)(弾正台の長官)を兼任した者。
うこんえ‐の‐だいしょう【右近衛大将】
令外(りょうげ)の官。右近衛府の長官。従三位相当。多くは大臣・納言などが兼任。右近大将(うこんのだいしょう)。右大将(うだいしょう)。
うるし‐ぶぎょう【漆奉行】
江戸幕府の職名。勘定奉行の下で、灯油の支給、漆の収納、社寺の什器(じゅうき)のことをつかさどった。初め、油奉行と漆奉行は別であったが、のち油奉行が廃止され、漆奉行が兼任したので「油漆奉行」と書く...
えとう‐しんいち【江藤慎一】
[1937〜2008]プロ野球選手・監督。熊本の生まれ。昭和34年(1959)中日に入団。昭和39年(1964)から2年連続で首位打者を獲得。ロッテ移籍後の昭和46年(1971)にも首位打者とな...
えもん‐ふ【衛門府】
律令制の官司の一。宮城諸門の警備、部署の巡検、行幸の先駆けなどにあたった。大同3年(808)左右衛士府(えじふ)に併合、弘仁2年(811)左右衛門府となった。職員は、多く検非違使(けびいし)を兼...
おんしょう‐ぶぎょう【恩賞奉行】
室町幕府の職名。勲功を評定して恩賞を定めた。幕府の頭人・執事・奉行人などが兼任。
かいぐん‐そうさい【海軍総裁】
江戸末期の幕府海軍を統轄した職。初め、老中格の稲葉正巳が兼任し、実権は副総裁の榎本武揚にあった。慶応2年(1866)設置。明治元年(1868)廃止。
かけ‐も・つ【掛(け)持つ】
[動タ五(四)]掛け持ちをする。兼務する。兼任する。「高校と中学を—・って教えている」