しゅく‐え【宿衣】
内裏(だいり)に宿直するときの略服。直衣(のうし)・衣冠・狩衣(かりぎぬ)・水干の類。宿直装束(とのいそうぞく)。しゅくい。
しゅめい‐もん【修明門】
平安京内裏外郭門の一。南面し、建礼門の西にあった。右馬(うま)の陣。右廂僻仗門(うしょうへきじょうもん)。すめいもん。
しゅんか‐もん【春華門/春花門】
平安京内裏外郭門の一。南面の東端にあり、中央の建礼門を挟んで修明(しゅめい)門に対する。左馬(さま)の陣。
しゅんこう‐でん【春興殿】
平安京内裏十七殿の一。紫宸殿(ししんでん)の南東、日華門の南にあり、安福殿と対する。武具などを置いた。のち、神鏡を置いて内侍所ともなる。しゅんきょうでん。
しょうきょう‐でん【承香殿】
平安京内裏十七殿の一。内裏中央、仁寿殿(じじゅうでん)の北にあり、内宴・御遊などが行われた。しょうこうでん。そきょうでん。
しょうけい‐もん【昭慶門】
平安京大内裏朝堂院二十五門のうち、北面の外門。永福門と嘉喜門との間にある。
しょう‐な【小儺】
追儺(ついな)の儀式で、鬼を追いながら大儺(たいな)に従って内裏を駆け回る子供。→追儺
しょうめい‐もん【承明門】
平安京内裏内郭十二門の一。南面中央の正門で、建礼門に対する。
しょう‐もう【焼亡】
《古くは「じょうもう」》「しょうぼう(焼亡)」に同じ。「ある時には内裏に—あるにも」〈今昔・二四・二四〉
しょうよう‐しゃ【昭陽舎】
平安京内裏五舎の一。南北2棟で、温明殿(うんめいでん)の北、麗景殿の東にあった。女官の詰め所。庭前にナシが植えてあったので、梨壺(なしつぼ)ともいう。