せいカトリーナ‐しゅうどういん【聖カトリーナ修道院】
《St. Catherine's Monastery》エジプト東部、シナイ山の山麓にある修道院。6世紀中頃に東ローマ皇帝ユスティニアヌス1世の命により創設。4世紀初めの殉教聖女カタリナを祭る。初...
ぜん‐ぽん【善本】
1 内容のよい本。また、校訂・注釈などが行き届いている本。「—をテキストに選ぶ」 2 書誌学で、本文の系統が古く、保存状態のよい写本や版本。 3 仏語。 ㋐仏の悟りを得るもとになる善根功徳。 ㋑...
そちき【帥記】
源経信の日記。治暦元年(1065)から寛治2年(1088)までの写本が伝わるが、欠落もある。名称は、経信の官名である大宰権帥(だざいのごんのそち)にちなむ。都記(とき)。経信卿記。そっき。
ソーミュール‐じょう【ソーミュール城】
《Château de Saumur》フランス中西部、メーヌ‐エ‐ロアール県の都市ソーミュールの、ロアール川を見下ろす高台にある城。13世紀に城塞として建造、14世紀にアンジュー公により現在見ら...
ゾクラフウ‐しゅうどういん【ゾクラフウ修道院】
《Moni Zographou/Μονή Ζωγράφου》ギリシャ北部、ハルキディキ半島にある東方正教会の聖地アトス山の修道院。9世紀末から10世紀初頭にかけて創設。ブルガリア正教会に帰属する...
たい‐こう【対校】
[名](スル) 1 学校と学校とが対抗して競技などを行うこと。「—試合」 2 古典などの、異本どうしをつき合わせて校合(きょうごう)すること。「三種の写本を—する」 3 原稿または前の校正刷りと...
てい‐ほん【底本】
写本や複製本の原本。また、翻訳・校訂・注釈などの際、よりどころとする本。そこほん。
テキスト【text】
《「テクスト」とも》 1 書物の本文。版本や写本の本文。また、原典・原本。「複数の—が伝わる説話」「—クリティック」 2 教材とする書物。教科書。テキストブック。「放送講座の—」 3 コンピュー...
てんしゃ‐ぼん【転写本】
手書きによって書き写された本。特に、写本を底本とし、さらに書き写された本。
ディオニシウ‐しゅうどういん【ディオニシウ修道院】
《Moni Dionysiou/Μονή Διονυσίου》ギリシャ北部、ハルキディキ半島にある東方正教会の聖地アトス山の修道院。14世紀の創設。洗礼者ヨハネを祭る。付設の図書館は貴重な中世の...