さや‐ばし・る【鞘走る】
[動ラ五(四)] 1 刀身が自然に鞘から抜け出る。「下人はそこで、腰にさげた聖柄(ひじりづか)の太刀が—・らないように気をつけながら」〈芥川・羅生門〉 2 出過ぎたことをする。さきばしる。「まだ...
さる‐とうじん【猿唐人】
人をののしっていう語。唐変木(とうへんぼく)。「曲者(くせもの)の手がポカリと飛んで、礼之進の痘痕は砕けた、火の出るよう。『—め』」〈鏡花・婦系図〉
さん‐しん【参進】
[名](スル)神前や貴人の前に進み出ること。「拝殿に—する」
さん‐すい【山水】
[名] 1 山と水。山と水のある自然の景色。 2 築山(つきやま)と池とがある庭園。「枯(かれ)—」 3 「山水画」の略。 4 山から出る水。やまみず。〈日葡〉
[形動ナリ]ものさびしいさま...
さん‐だん【散弾/霰弾】
発射すると、薬莢(やっきょう)に込められた多数の細かい鉛のたまが銃口から散らばって出るように作られた銃弾。ばらだま。
三人(さんにん)寄(よ)れば文殊(もんじゅ)の知恵(ちえ)
《文殊は知恵をつかさどる菩薩》凡人でも三人集まって相談すれば、すばらしい知恵が出るものだということ。
さんば‐そう【三番叟】
1 能の「翁(おきな)」で、千歳(せんざい)・翁に次いで3番目に出る老人の舞。直面(ひためん)の揉(もみ)の段と黒い尉面(じょうめん)をつける鈴の段とからなり、狂言方がつとめる。また、その役およ...
さん‐ぴん【三一】
《「ぴん」は、(ポルトガル)pinta(点の意)の音変化か》 1 二つのさいころに三と一の目が出ること。 2 「三一侍(さんぴんざむらい)」の略。 3 「三一奴(さんぴんやっこ)」の略。
さん‐ぷ【参府】
[名](スル)江戸時代、大名が江戸へ参勤したこと。また一般に江戸へ出ること。出府(しゅっぷ)。
サーズ【SARS】
《severe acute respiratory syndrome》SARSコロナウイルスによる新しい感染症。感染症予防法の2類感染症の一。主に飛沫感染し、高熱を発し、せきや息切れなどの呼吸器...