ごよう‐しょうにん【御用商人】
1 宮中・官庁などへ用品を納めることを認可された商人。御用達(ごようたし)。 2 江戸時代、幕府・諸藩に出入りを許されて用品納入や金銀の調達などをした特権商人。御用達。
ご‐らいだん【御頼談】
江戸時代、蔵屋敷出入りの町人が秋の回米を担保として諸藩から借金を依頼されること。
さかした‐もん【坂下門】
江戸城内郭門の一。西の丸大手門と内桜田門との間にあり、現在は宮内庁への出入り口となっている。
さ‐かん【左官】
《宮中を修理する職人に木工寮の属(さかん)として出入りを許したところから》壁塗りを職業とする人。かべぬり。しゃかん。
さがり‐は【下がり破/下がり端/下がり葉】
1 能の囃子事(はやしごと)の一。後ジテなどで天人・天女が登場するとき、笛・小鼓・大鼓・太鼓で合奏する。 2 狂言の囃子事の一。のどかな気分の登場楽。 3 歌舞伎下座音楽の一。1から出た大鼓・小...
さし‐かた・める【差(し)固める/鎖し固める】
[動マ下一][文]さしかた・む[マ下二] 1 厳重に警戒する。「出入り口を—・める」 2 門や戸を堅く閉ざす。「ありしやうにも遣戸—・めさせねば」〈落窪・二〉 3 しっかりと身支度をする。「本田...
さし‐ぐち【差(し)口/指(し)口】
《「さしくち」とも》 1 材木の横面にほった、枘(ほぞ)を差し込むための穴。枘穴。 2 密告。告げ口。「いかが—やありけん」〈当世武野俗談〉 3 入り口。出入り口。「ここは東海道の—にて」〈浮・...
さし‐とめ【差(し)止め】
やめさせること。禁止すること。「記事の—を食う」「出入り—になる」
さし‐と・める【差(し)止める】
[動マ下一][文]さしと・む[マ下二] 1 ある行為をやめさせる。禁止する。「新聞の発行を—・める」「出入りを—・める」 2 さおをさして船をとめる。「けふは難波に船—・めて」〈源・澪標〉
さし‐ゆる・す【差(し)許す】
[動サ五(四)]「許す」「許可する」をおもおもしくいう語。「出入りを—・す」