スラブぶきょく【スラブ舞曲】
《原題、(チェコ)Slovanské tance》ドボルザークの管弦楽曲。1878年に第1集、1886年から1887年にかけて第2集を作曲。各8曲で構成される。最初、四手のピアノ作品として作曲さ...
するが‐ばん【駿河版】
徳川家康が駿府(すんぷ)で林羅山や崇伝(すうでん)らに命じて出版させた、日本最初の銅活字の版本。「大蔵一覧集」「群書治要」がある。
せいさくいいんかい‐ほうしき【製作委員会方式】
参加企業が資金を出し合い、映画・ゲームなどを製作する方式。作品の権利・損益は参加各社で分け合う。出資リスクを分散し、出資した放送局・新聞社・出版社・広告代理店などによって大掛かりな宣伝ができる。
ぜったいてき‐みんしゅしゅぎ【絶対的民主主義】
ネットワーク社会において、多様な価値観や利益の違いを持つ大衆が、差異を保ちながら協働し、自己統治する政治形態。グローバル時代の民主主義のあり方として、マルクス主義の立場から提唱された。イタリアと...
ぜっ‐ぱん【絶版】
一度出版した本の版を廃棄して再び発行しないこと。また、その本。
そうじょうへいけものがたり【双調平家物語】
橋本治による「平家物語」の現代語による再構築訳。平成10年(1998)から平成19年(2007)にかけて、全15巻を刊行。第62回毎日出版文化賞(文学・芸術部門)受賞。
そう‐はん【宋版/宋板】
中国の宋代に出版された書籍。造本・校勘ともにすぐれたものとして有名。その字体を宋朝体という。
そしゅうのし【楚囚之詩】
北村透谷の長編叙事詩。明治22年(1889)に自費出版。大日本帝国憲法の発布に伴い、自由民権運動の活動家らが大赦で出獄したことを受け、国事犯の獄中の苦しみをうたったもの。
ぞっき‐ぼん【ぞっき本】
定価を度外視した安値で投げ売りにされる出版物。見切り本。
たいようしじゅうそうきょく【太陽四重奏曲】
《原題、(ドイツ)Sonnenquartette》ハイドンの弦楽四重奏曲第31番から第36番の通称。全6曲。1772年作曲。通称は、出版された楽譜の表紙に太陽が描かれていたことに由来する。