ひか‐いっけつ【皮下溢血】
⇒皮下出血
ひか‐しゅっけつ【皮下出血】
打ち身などで皮下組織にある血管が切れて出血すること。血液は体外に出ず、暗色の斑状を示す。血管ないし血液の異常によって起こる場合もある。
ひん‐けつ【貧血】
血液中の赤血球数またはヘモグロビン量が正常以下となり、酸素運搬能力が低下した状態。出血や栄養不足、骨髄の造血機能低下、溶血などさまざまな原因によって起こる。顔色が白く、疲れやすく、動悸(どうき)...
ビタミンかじょう‐しょう【ビタミン過剰症】
脂溶性ビタミンが肝臓に蓄積されたために起こる中毒症状。ビタミンAでは脳圧亢進(こうしん)・四肢の疼痛(とうつう)など、Dでは高カルシウム血症・結石症など、Eでは出血が止まりにくいなどの症状がみられる。
ビタミン‐ケー【ビタミンK】
《(ドイツ)Koagulierung(凝固)から》脂溶性ビタミンの一。植物界に広く存在するK1、動物で腸内細菌により合成されるK2などがある。血液凝固機能を促進する作用をもち、欠乏すると出血傾向...
びょう‐けい【病型】
ある病気を原因や症状などの違いによって分類したもの。病気のタイプ。 [補説]例えば、脳卒中は脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などの病型からなる疾患群で、脳梗塞はさらにラクナ梗塞・アテローム血栓性脳梗...
フィブリノゲン‐せいざい【フィブリノゲン製剤】
人の血液成分を原料とする薬剤の一。昭和39年(1964)医薬品として承認。出産や手術などで多量に出血した時の止血剤として多く使用された。 [補説]原料の血液を売血に頼ったため、C型肝炎ウイルス(...
フィブリン【fibrin】
血液を凝固させる作用をもつたんぱく質。出血に際し、血漿(けっしょう)中のフィブリノゲンにトロンビンが作用してできる不溶性の線維状のもの。出血口を網状に覆い、血球を絡めて凝固する。線維素。
ふくじょう‐し【腹上死】
俗に、性交中に急死すること。心臓疾患や脳出血などが原因とされる。 [補説]医学では「性交死」という。
ふせい‐しゅっけつ【不正出血】
通常の月経以外の時期に膣や子宮などからの出血がみられること。子宮がん・子宮筋腫・ポリープ・子宮内膜炎などの疾患が原因で起こる場合(器質性出血)と、ストレスや排卵期などでホルモンの分泌異常によって...