しゅっぱつ‐てん【出発点】
1 出発する地点。 2 物事を始める最初の時点。新たに事を始めた地点。「新しい人生の—」
しゅっぱつはついにおとずれず【出発は遂に訪れず】
島尾敏雄の短編小説。昭和37年(1962)「群像」誌に発表。第二次大戦中、特攻隊隊長であった著者の経験に基づく作品。
しゅっ‐ぱん【出帆】
[名](スル)船が港を出ること。出港。「東京港を—する」
しゅっ‐ぱん【出版】
[名](スル)印刷その他の方法により、書籍・雑誌、並びにそのデジタルデータなどを製作して販売または頒布すること。「児童書を—する」「自費—」「—社」「電子—」
しゅっぱん‐けいさつ【出版警察】
出版物の取り締まりを目的とする警察。明治憲法下の公安警察の一部分として、出版法・新聞紙法などの法令に基づいて行われた。第二次大戦後に廃止。
しゅっぱん‐けいやく【出版契約】
著作権者が出版者に著作物の出版を一任し、出版者がその出版の義務を負う契約。広義には、委託出版・自費出版などを含めた出版に関する契約の総称。
しゅっぱん‐けん【出版権】
1 ある著作物を出版できる独占的、排他的権利。 2 著作権法で、出版者が著作権者から設定を受け、著作物を独占的に複製し発売・頒布することができる排他的権利。 [補説]平成26年(2014)の著作...
しゅっぱん‐しゃ【出版社】
書籍や雑誌などを製作する会社。
しゅっぱん‐じょうれい【出版条例】
明治2年(1869)に公布された出版取り締まりの法令。事前に官憲へ届け出て許可を得ることを出版の条件とした。明治26年(1893)、出版法に引き継がれた。
しゅっぱんデジタル‐きこう【出版デジタル機構】
出版物の電子化を促進するために国内の出版社が連携し、平成24年(2012)に設立した株式会社。パブリッジ。