とぎ‐もの【研(ぎ)物】
はさみや包丁などの刃物をとぐこと。また、とぐべきもの。
と‐くそ【砥糞】
刃物をといだとき、砥石(といし)から出る泥のようなもの。
と・ぐ【研ぐ/磨ぐ】
[動ガ五(四)] 1 刃物を砥石(といし)や皮でこすってよく切れるようにする。「刀を—・ぐ」 2 米などを水の中でこするようにして洗う。「米を—・ぐ」 3 みがいてつやを出したり、汚れを取ったり...
と・し【利し/鋭し/疾し/敏し】
[形ク] 1 (利し・鋭し)切れ味がよい。鋭い。「剣大刀(つるぎたち)諸刃(もろは)の—・きに足踏みて死なば死なむよ君によりては」〈万・二四九八〉 2 (疾し) ㋐勢いが激しい。「ぬばたまの夜さ...
とびだし‐ナイフ【飛(び)出しナイフ】
つまみを押すと刃が飛び出してくる仕組みのナイフ。
トルースタイト【troostite】
鋼の焼き入れで生じる、微細な炭化鉄と鉄の結晶とが重なりあった二相組織。焼き入れが不十分であったり、焼き戻したりしたときにできる。高級刃物に利用。
どう‐か【銅戈】
青銅製の戈(ほこ)。中国、殷(いん)・周代に出現し、朝鮮半島で独自な形が発達して銅剣・銅鉾とともに弥生時代の日本にもたらされた。日本では刃をつけない祭器に変質した。
どぎ‐どぎ
[副] 1 刃物の鋭利なさま。「触れて行くものは、忽ち両断されて了いそうな、—した刃(やいば)が」〈里見弴・大道無門〉 2 うろたえ、あわてるさま。どぎまぎ。「上人—し給ひ」〈浄・義経東六法〉
どく‐じん【毒刃】
凶悪な者の持つ刃物。凶刃。「—にたおれる」
ドラム‐バーカー【drum barker】
円筒内に原木を入れて回転させ、ぶつかり合う力と円筒の内側についた刃で樹皮を剝ぐ機械。